NAUGHTY BOY KING OF ROCK'N ROLL 忌野清志郎+有賀幹夫写真展 IMAWANO KIYOSHIRO + ARIGA MIKIO

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キヨシローを語る Vol.2

HIRATA PANDA
BEAT RYO
From THE BOHEMIANS

平田ぱんだ&ビートりょう(ザ・ボヘミアンズ)
インタビュー

撮影・インタビュー&文/有賀幹夫

イントロダクション

『キヨシローを語る』今回はTHE BOHEMIANSのボーカル/平田ぱんださんとギター/ビートりょうさんの2人。

20代半ばの彼等は2011年に大飛躍をとげる予感。

5月に発売された1stアルバム「I WAS JAPANESE KINKS」は往年のロックの妖しさと若い世代独特のしなやかさが上手くミックスされた名盤、ラストに収録された『ロックンロール』は過去のクラッシック・ロック有名曲を上手く引用しており、彼等のロックへの深い理解と愛情が伝わってくる。

バンド内では1番の清志郎さんファンであるぱんださん、そして写真展(名古屋パルコ)の感想も語ってくれたりょうさんの2人への取材です。

平田ぱんだ

清志郎さんを知ったのはTVのバラエティー番組。「なんだか面白い人だなー」と思ったんだけどまさかロックのキング的存在だとは思わなくて、、、

でロックを聴くようになってRCサクセションも聴いたんだけどその時はピンとこなくて。

ザ・ハイロウズがとにかく好きでした。ハードコア・パンクも。

そうするとRCってなんか曲が遅いっていうか。

でガツンとやられたのはやっぱFUJI ROCK(2004年)、大きなグリーン・ステージでの清志郎さんのパフォーマンス。本当に感動しました。

いきなりオープニングから『雨あがりの夜空に』『トランジスタ・ラジオ』と大ヒット連発で。

TV番組はもちろんですが、音源からではわからなかった本当の清志郎さんのスゴさを実感しました。

マント・ショーも布団に寝たりしてジェームス・ブラウンよりスゴいぞ、と。

そーいうステージ・パフォーマンスや演出に大きな影響を受けました。

その後、2005年のFUJI ROCK、2008年の「完全復活祭」も行きました。

満員の武道館は会場の1番上の席だったんで立ち上がってノリたかったんだけど、ゴロゴロと下まで落ちて行きそうで怖かった。高所恐怖症なんです(笑)。

清志郎さんの魅力ですか?だからそのパフォーマンスや大きなステージをいかに構成するか、ということに1番影響をうけました。

それまで聴いていたパンク・バンドではありえませんから。

僕はバンドをやっているので、やはり今はRCサクセションをよく聴きます。

2枚目の「楽しい夕に」が1番好きなんです。なんか曲も複雑じゃないですか。

『ぼくの自転車のうしろに乗りなよ』はじめ、どの曲も好きですね。

好きな曲は『わかってもらえるさ』、これ志磨さん(毛皮のマリーズ)と被りますね(笑)。

『Baby何もかも』、『イマジン』もスゴく好きです。

有賀さん『ヒッピーに捧ぐ』好きですか?(当然でしょうと僕)あの曲好きでりょうに聴かせたんです。そしたら「暗い」って(笑)。

ビートりょう

清志郎さんの写真展良かった。

写真を観るのも好きなんです。

有賀さんは RCサクセションを観て本格的に写真を始めたじゃないですか?一人の人間にそこまで影響与えて、後に写真展をやらせる位のパワーが清志郎さんにあるんだな、とまず入り口のところで思いました。

「COVERS」レコーディング・スタジオで冨士夫さんが音出して、清志郎さんとCHABOさんが「おっ、スゴいな!」って言ってる写真が好きですね。

冨士夫さんは写っていないですけどギター弾いてる姿が見えてくる。

ロック・スターの写真観るのは,音楽聴くのと同じくらい重たい。

清志郎さんも重たいというか、パワーがバッーとくる。

清志郎さんが亡くなった後も伝わっていくんじゃないですか、スゴい人がいたんだと。

ただビートルズの曲が教科書に載るじゃないですか。若い人もビートルズはスゴいバンドだってわかってて。そうすっとうちのボーカルも言ってましたけど、「それじゃロックン・ロールじゃないじゃん」って。「聴くべきなの?みんな知っているのに」みたいに言われるのが今度はこわい。

RCや清志郎さんは若い世代の最新のロックン・ロールバンドのCDと一緒に聴かれるべきだし、そーいう存在であるはずだから。清志郎さんはTVやCM も出て、愛と平和も過激な主張も全部歌でやっちゃう人でそれが似合う。

カバーをするなら?、考えちゃいますね。

うちら(バンド時代の)RCサクセションと編成同じじゃないですか、あの頃のガーン!の感じをやりたいのもあるし、初期のフォークもあえてバンドでやってみたい。

うちのボーカル、清志郎さんに似てると思うんです。

『ベイビー!逃げるんだ。』の ニューヨークのPV観て、習ったんじゃないダンスをするところが。

「おっ、うちのボーカルもイケるんじゃないの」って(笑)

『つ・き・あ・い・た・い』とかやってみたいですね。

アレって歌詞がでてくるじゃないですか?ギターウルフのセイジさんが雑誌で「共有できるロック魂だ」ってアレのことを話していて。

好きな曲の『トランジスタ・ラジオ』も「うまく言えたことがない」って歌詞があって。

あれ程うまく言えた歌詞はないという。

THE WHOの『I Can't Explain』のこのドキドキが説明できない、と一緒で、うまく言えないがなんてうまく言えてるんだろう、と思います。

最後に写真展を観てやっぱロックン・ロールはギンギンでなきゃダメなんだなと思いました。

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